2016年は川崎市の依頼でオープンイノベーションのファシリテーターを半年間やらせていただいた。
理由は
産学官のオープンイノベーションを目指した
「インキュベーションセンターをオープンしたが一向に何も起こらない。」という問題解決の為である。
協創を目的に同じ場所に人を集めるが、自発的に何も創造的な事が起こらない。
これは日本中どこでもあって深刻な問題になっている一方で、日常の中に染み込んだ慢性疾患なので、仕方ないかなと諦めてられてもいる。
症状は重篤化していく。
利益を求められる会社になるともっと酷い。
隣の社員が何してるかも知らない。
あっちの部署
こっちの部署で同じような事をやっている。
一緒にマーケティング・セールスすりゃいいのに別々にやるもんだから販管費が慢性的に高くなる。
すると管理強化する。
無能な経営者の常套手段だ。
あっちこっち分断されて分割損だらけだ。
インターネットでもっと創造的な協創的な運動が起こるかと期待したが、別に何も変わってない。
むしろ頭の悪い、バブルで成り上がっただけの経営者層は、個々人の管理を緻密にやったもんだから、優秀な社員がどんどん囚人化して無能化していく。
これ自体を問題だとも思ってないし、故に、なんとかしようとも思わないし、なんともしないまま退職まで大過なく過ごそうと必死だ。
「私は管理しているのである。
創造性などいらない!
一に管理
二に管理
三四も管理
五に管理!」
と誇らかに唱える輩までいる。世も末だ。
日本の創造性はバブルに中身のない業績と社内政治だけで登って奴らが殺した。
マーケティングを知らない連中だ。
重大な問題だ。
気がついた経営者層、次世代リーダーは僕を探し当てる。
協創が起こる。
それはどこでも起こせる。
How
が無いだけだ。(これが致命的なのだけど)
志があれば、再生できる。
FORTH と共にあらん事を
FORTH Innovation Method Master facilitator
Taisei Miyale